ひゃっほう掲示板を見ていると、ポーカー初心者スレに「相手にフラッシュやストレートなどの役を作られたくない時に打つベットの適正な額がよく分かりません。ポットオッズの計算がよく分からないのです・・・」という質問がありました。
これを考える上の重要なポイントは、ドローハンドを持っている相手に、オッズに合わないベットをコールさせることです。ベット額が大きすぎても、小さすぎても駄目です。ベットが大きすぎれば、コールされないので相手がミスをしたことになりませんし、ベットが小さすぎればオッズに合うコールをされてしまいます。
Harrington on Hold'em Volume 1の344-347ページに、(ターンでの)ドローハンドをプレイする時と対ドローハンドの時の適正ベット額について書いてあります。
フラッシュドローを引けるオッズはターンで4.1:1ですが、
上記2点の理由で、ポットオッズが3:1より少し上であればフラッシュドローでもコールできるとHarringtonは主張しています(もちろん想定できるインプライドオッズによって、この値は調節すべきです)。
逆の立場から考えると、相手がフラッシュドローと読んだ場合は、相手に与えるポットオッズを3:1未満にするベットをすべきということになります。
相手に与えるポットオッズを変更するのは、現在のポットに対する自分のベットの大きさを調整することで可能です。以下が現在のポットに対するベット額と、相手に与えるポットオッズのチャートです。
| ベット額 | 相手に与えるオッズ |
| ポットの2倍 | 3:2 |
| ポット | 2:1 |
| ポットの4分の3 | 7:3 |
| ポットの3分の2 | 5:2 |
| ポットの2分の1 | 3:1 |
| ポットの3分の1 | 4:1 |
| ポットの4分の1 | 5:1 |
相手がフラッシュドローの場合は与えるポットオッズを3分の1未満にしたいので、ベット額をポットの3分の2からポットの4分の3ぐらいすれば、相手がミスをし易いベットが出来るはずです。もちろん、相手がオッズを考えないコーリングステーションならもっとベット額を増やすべきです。
相手がターンでオープン・エンド・ストレートドローを持っている場合だと、ストレートが完成するオッズは38:8 = 4.75:1なので、インプライドオッズを考慮してもポットの半分のベット(与えるオッズは3:1)で、十分だとHarringtonは言ってます。